介護の給料はキャリアと働き方で変わります

介護業界は、給料が少ないとしばしば言われることがあります。しかしそれは全ての人に該当するわけではありません。業界の雇用形態の割合を見た場合、非正規雇用の人や無資格の人の割合が他の業界に比べて高いからです。そのため、正社員の中には良い給料で就業している方も多くいます。介護職は、働き方、キャリアアップ次第で年収は大きく増える場合もあるのです。

給与を上げるためには、まず介護系の資格を取得することが大切です。資格を取得すれば、おおよそ1万円程度の資格手当が期待できます。また、業界の中では国家資格を取得している方が少ないため、介護福祉士などの資格を持っていると、正社員としての就職に有利になります。正社員になれば、月収が大幅に増え、ボーナスもつきます。そのため、20代では他業種の平均年収とほぼ同程度の賃金が期待できます。

さらに、経験を積み重ねると、ケアーマネージャーの資格を目指すこともできます。ケアマネージャーになると、平均年収はおおよそ400万円前後が期待できます。しかも、サービス管理責任者などの管理職になれば、施設によっては年収500万円以上を目指すことも可能なのです。

また資格取得以外で給料を上げたい場合、積極的に夜勤を担当していくという方法もあります。一回の夜勤手当は、おおよそ数千円が相場と言われていますので、月に5回夜勤を担当すると、手当は一万円以上が見込めます。夜勤専属として勤務を行うと、月に10回前後夜勤をすれば、かなりの収入アップができます。このような方法で手当を増やせば、介護職も十分な給与を得られるでしょう。

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